ストレッチフィルムの代わり

ストレッチフィルムの代わりになる製品腰痛を防止しフィルム(樹脂)の使用量を削減する代替品

ストレッチフィルムの代わりが求められる理由

ストレッチフィルムとは

ストレッチフィルムとは、荷物や製品を包装するための透明性・伸縮性がある包装用緩衝材です。基本的には、パレットに積載した製品の周りを人がぐるぐる回って、手作業でフィルムを巻き付けて包装します。ストレッチフィルムは、ポリエチレン系のプラスチックフィルムを使用しています。

ストレッチフィルムのメリットデメリット

ストレッチフィルムの代わりストレッチフィルムのメリット
製品梱包用ダンボールなど、使用資材その物を埃や汚れから守らないといけない場合に最適です。また、開梱する際も、梱包対象物の形状や使用状況にもよりますが、使用部分のみ破れば、パレット積載製品がある程度固定化されているため、部分的・段階的な開梱が可能です。
ストレッチフィルムのデメリット
ストレッチフィルムは、他の包装資材と比較して価格が高い傾向があります。近年、樹脂の高騰によりストレッチフィルムの値上げも多く見られます。また使用後のフィルムごみがかさばり、廃棄コストや手間がかかかります。人がパレットの周りを回って、包装・開梱するため工場や倉庫の環境によっては、事故などのリスクがあります。
またフィルムを延伸して巻きつける作業は、腰や膝にかかる負担が非常に大きく、人手不足によって若い方の成り手がいないという点も課題の1つです。

脱ストレッチフィルム化・代替品を求める動き

「ストレッチフィルムを他の資材に変更し、コストや労力を削減したい」「使用するストレッチフィルム量を削減したい」というニーズが近年増加しています。脱ストレッチフィルム化の背景には①環境配慮②労働者の安全環境向上③人手不足解消という大きく分けて3つの社会的ニーズがあります。

ストレッチフィルムに代わる包装材①環境配慮
ストレッチフィルムはどうしても、ゴミが多く出てしまいます。多くの企業で環境対策によるゴミの減容・削減が求められています。自社だけではなく、エンドユーザーでの開梱の手間やゴミ減容も含みます。
②労働者の安全性向上
また労働者の安全環境向上、作業改善も重要な課題です。そのため包装に労力を要するストレッチフィルムの使用を見直すケース増えています。ストレッチフィルム包装の作業は、腰や背骨に負担が大きく腰痛を引き起こすリスクもあります。
③人手不足解消
人口減少や人材の流動性の高まりにより、有益な人材を確保することや、現場の技術を継承することが難しくなっています。そのために機械化や自動化によって省人化を図ったり、より作業者の負担や労力の少ない包装資材に移行したりする動きが見られます。

ストレッチフィルムの代わりになる製品

ストレッチフィルムの代わり、代替品としておすすめなのは、防滑紙や結束バンドです。防滑紙は、荷物とパレットの間に挟むだけで時短となり、 バンド結束の場合は開梱が簡易であるというそれぞれのメリットがあります。

ストレッチフィルムの代わりに挟むだけ「防滑紙」

ストレッチフィルムの代わりになる防滑紙防滑紙とは、滑り止め塗工を施したシートです。
パレット積みをする際に製品の間に防滑紙を挟むだけで、安定性が大幅に向上します。ストレッチフィルムは不要になり、包装作業の簡易化・作業時間の短縮になります。
弊社の防滑紙は、リサイクル製の原料を使用し、使用後のリサイクルも容易なため、コスト削減・環境配慮に最適な製品です。
防滑紙は、表面がフラットな製品と凹凸がある製品の2タイプがあります。表面がフラットなタイプは1,180mm幅のロール状の製品で、巻き取りやカットの指定が可能です。一方、表面に凹凸があるタイプは1,000mm×1,000mmのシートでご提供しており、サイズ内でカットが可能です(凹凸タイプは100枚単位でのご注文になります)。パレット輸送の改善にぜひご検討下さい。

ストレッチフィルムの代わりとなる「結束バンド」

ストレッチフィルムの代わりになる結束バンドストレッチフィルムの代わりになるものは?
ストレッチフィルムの代わりになる製品として、PPバンドやエステルバンドが注目されています。結束バンドを使用することで、開梱時の手間やゴミが大幅に削減できます。
環境配慮、SDGsへの取り組みとしてのプラスチックの削減や、樹脂価格の高騰に対応したコスト削減策として、ストレッチフィルムの代わりになる製品を模索するニーズが近年顕在化しています。
フィルムからバンドに切り替えることで、樹脂の使用量を削減し、使用後は分別してリサイクルも可能です。
→エステルバンド・PPバンドの製品ページを見る

ストレッチフィルム包装から半自動バンド結束機へ

ストレッチフィルム包装から、半自動バンド結束機を使用した包装に変更することで、企業様が抱える多くの課題を解決することができます。

ストレッチフィルムの腰痛予防半自動バンド結束「エルゴパック」は、ストレッチフィルム包装機を検討中のお客様にもおすすめです。エルゴパックは、ドイツの背骨健康協会の認証を取得しており、作業者の腰痛対策として、大変効果的です。さらに作業時間の短縮や、機械の移動が簡単で作業場所を柔軟に変更できるという魅力もあります。
※ストレッチ包装機は基本的に梱包位置固定のため、リフトマンが梱包対象物を必ず、包装機の回転帯に載せる必要があります。
エルゴパックは、ストレッチフィルム包装機よりも安い価格で導入が可能です。
ストレッチフィルムからPPバンドに使用資材を変更する際に、半自動バンド結束機を導入することでより効果的に梱包・開梱の手間、作業コスト、使用後のごみの削減が実現します。

腰痛を防ぐ「エルゴパック」

バンド結束用のエルゴパックの使用方法は、以下の30秒のショート動画をご覧ください。
エルゴパックは、バンドをパレットの差込口に通し、荷物を一周して戻ってきます。作業者は、かがむことなく作業でき、大幅な省力化・快適化が可能です。さらにエルゴパックは、バンドの熱溶着・カットまで1台で完結します。
PPバンド結束用ストッパー等も不要になるため、使用後の分別・リサイクルも簡単です。

エルゴパックのカタログ資料は、こちらからすぐにダウンロードできます。

梱包資材のコスト削減や、リサイクル可能な包装資材についてのご相談は、堀富商工株式会社にご相談下さい。
弊社は、創業136年以上の歴史を持つ梱包資材のメーカーです。各種ラミネートシート、食品包装紙や、鉄鋼金属用の防錆紙・防錆フィルム、工業用緩衝材、自動梱包装置など幅広い取り扱い製品の中から、貴社のお悩みに合わせてご提案致します。

ストレッチフィルムを削減する製品

堀富商工株式会社の取り扱い品目のうち、ストレッチフィルムの使用量を削減できる製品をご紹介します。
「ストレッチフィルムを使用したまま、フィルム(樹脂)の使用量を削減したい」「作業を自動化したい」という方におすすめです。

全自動ストレッチフィルム包装機

ストレッチフィルム包装機全自動ストレッチフィルム包装機は、機械によってストレッチフィルムを延伸し、最小限の使用量で包装できます。フィルムの使用量を削減し、コスト削減・省力化が可能です。
人が手でフィルムを延伸した場合と比較して、機械を使用した倍は、約3倍もの延伸が可能になります。
さらに、全自動ストレッチフィルム包装機「ランテック」は、リモコン操作で作業者がリフトに乗ったまま安全に包装を開始・終了できます。
ストレッチフィルムの端をフックで保持するため、毎回手で引っ掛ける手間はありません。
ストレッチフィルムをしっかり引き伸ばし、最小限の量で包装をしたいというお客様に最適な製品です。
詳細は、お問い合わせフォームよりお声がけください。

梱包資材の最適化

メーカー堀富商工株式会社は、資材ではなく解決策を提供するソリューションサプライヤーです。
創業137年の歴史がある梱包資材の製造メーカーとしてノウハウを活かして、梱包や包装・物流のお悩みを解決致します。
最適な梱包資材のご提案だけではなく、包装・保管の自動化機械のご提案も可能です。
梱包資材の最適化は、工場や倉庫・製品を輸送する際の物流コストの削減にも貢献します。また自動化設備によって、省力化や現場の省人化も可能になります。
→製品一覧ページへ

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