保冷バッグのメーカー

業務用保冷バッグ食品や医薬品の輸送に便利な保冷バッグのメーカー

業務用保冷バッグとは?主な用途と種類

業務用保冷バッグの用途保冷バッグとは、断熱機能をもつ素材で構成された容器です。
外装部分には、ターポリン、内側に発泡スチロールやアルミラミネートフィルムなどが使用されています。アルミ箔、又はアルミ蒸着PETフィルムにポリエチレン発泡シートをラミネートした遮光性優れ、断熱、保冷効果の高いシートです。更に、ポリエチレンクロスやLLDPEフィルムを積層すれば、強度に優れた保冷BOX、パレットカバーにもご使用頂けます。
保冷バッグは外からの熱を遮断し、内側の温度を保つ性質があるため、凍結させた保冷剤と一緒に同梱すれば冷気によって低温環境が保たれます。

保冷バッグ・保冷シートの用途

保冷バッグは、温度を均一に保つ必要がある機密機器や化学品のほか、冷蔵保存品、冷凍品、医薬品の輸送にも使用されます。最近ではワクチンの冷蔵輸送にも使われています。
業務用保冷ボックスの活用で冷蔵車を使用しなくても輸送が可能になります。さらに折り畳み式の保冷バッグを使えば使用後の保管も省スペースで快適です。
保冷バッグに使用している保冷シートは、堀富商工株式会社で製造しています。保冷シートは、保冷バッグ以外にも、工場や倉庫の床に敷くだけで、低コストに防塵や遮熱用途に使用できます。室内の気温を一定に保つことで電気代の削減や省エネ対策にも貢献します。

保冷バッグの種類

堀富商工では自社一貫生産のため様々な種類・細やかなニーズに対応した保冷バッグを製造できます。例えば使用後に場所を取らない省スペースな折り畳み式の保冷バッグや、大小様々なサイズの保冷バッグ、持ち運びベルトつきのものなどお気軽にお申し付けください。断熱材をアルミフィルムを使用し、ボックス型に仕上げた容器にベルトがついたカバンタイプの外にも、一度にたくさんの量を効率よく運ぶことができるカゴ台車を土台にした保冷バッグも可能です。

保冷の仕組み

保冷バッグのメカニズム

保冷バッグの仕組み保冷バッグの保冷の仕組みは、断熱シートによる「熱移動の抑制」です。
熱が移動すると、温度が変化します。熱の移動には、輻射(ふくしゃ)、伝導、対流の3種類があります。
保冷バッグに使用する断熱シートには、バリア性が高いアルミフィルムを使用しているため、輻射熱を防ぐことができます。輻射熱を防ぐことで熱移動が抑制されると、保冷バッグ内の温度が一定に保たれます。

保冷バッグを使用する際は保冷剤などの冷媒を同梱します。保冷剤が放出する冷気を断熱シートが閉じ込め、保冷バッグ内は低温を維持することができます。これが、保冷のメカニズムです。

熱移動の種類

輻射(放射)
輻射は、ふくしゃと読みます。熱輻射とは、電磁波による熱移動です。物体から熱が四方に放出される現象です。熱輻射による熱移動の身近な例では、太陽光があります。
伝導
伝導とは、物体を介して熱が伝わることで、熱伝導の生じやすいさは物体の性質によって異なります。これは、熱伝導率〔W/m・K〕によって表します。お風呂や湯たんぽ、使い捨てカイロは、直接触れることで熱伝導が起き、温まることができます。
対流
対流とは、気体や水流によって生じる熱移動です。気体の一部が温められると、膨張し、熱は上部へ移動します。ストーブによって部屋が温まるのは、対流による空気の入れ替わりによって温かい空気が部屋全体に広がっていくからです。

業務用保冷バッグの使い方と注意点

保冷バッグの使用方法は、事前によく冷やした業務用保冷剤を保冷バッグの底や側面に梱包対象物を囲むようにセットし保冷バッグの蓋をしめます。冷気は下方へ向かうため側面・底面だけでなく上部にも保冷剤をのせることでより内部を効率よく低温にすることができます。
この時に使用する保冷剤の代わりに、保温材を使用することで、保温バッグとしての使用も可能になります。保温バッグとして使用する場合のメカニズムも、保冷バッグと同様です。熱移動が生じにくい(温度変化が少ない)梱包材に、保温材や蓄熱材などの熱媒を同梱することで、輻射熱を防止し、熱を閉じ込めています。それにより、バッグ内を温かい状態に長く保つことができます。

保冷バッグの注意点

保冷バッグ使用上の注意
保冷バッグは高温であれ低温であれ外気を遮断する性質があります。保冷剤を入れず製品のみ保冷ボックスに入れて冷蔵庫に保管すると冷蔵庫の冷気が内部に届かず製品が常温保存状態になります。必ず保冷剤と共に使用して下さい。

業務用保冷バッグのメーカーなら

業務用保冷バッグ堀富商工でご提供するのは保冷シートから自社で製造している高性能な業務用保冷バッグです。
アルミ箔、またはアルミ蒸着フィルムにポリエチレン発砲シートをラミネートした多層構造の保冷シートを縫製しボックスタイプの保冷バッグやカゴ車カバーとして使える保冷バッグを製造しています。
当社では材料のシートから断裁・縫製・最終商品までを自社で一気通貫で製造しておりますので、価格競争力のみならず、御客様の御要望に対する細かな仕様対応、短納期少量生産にも対応可能です。また保冷だけでなく調湿管理も可能です。
保冷バッグのメーカーをお探しならぜひ弊社にご相談ください。