セメント用フレコンバック

セメント用フレコンバックEMDEのフレコン自動化機械

セメント用の袋

セメントの保管や輸送に使用される袋には、主にフレコンバック(別名:トン袋)と紙袋があります。国内で製造されている紙袋は25kgが一般的です。フレコンバックは1トンもの大容量を一度に運ぶことができ、またフォークリフトによる機械荷役が可能なため省力化にも貢献します。
フレコンバックでセメントや砂などを扱う場合には、横引きや地面を引きずるような移動は避け、フレコンバックの下に作業者が入らないように注意してください。
セメントは水滴や湿気に反応して石灰石に戻る現象が生じる可能性があります。このような変質を避けるためには、空気や湿気に晒されない環境での保存が有効です。空気や水蒸気を防ぐ包装の機能を「バリア性」といいます。フレコンバックの内袋部分は通常はプラスチックフィルムですが、バリア性が必要な場合はアルミフィルムに変更することも可能です。
さらにセメントの保管時はフレコンバックが地面に直接接触しないように注意し、フレコンバックが雨に濡れないように、専用のシートをかぶせるなどの対策を行って下さい。堀富商工株式会社はフレコンバックのカバーや、各種フレコンバックの製造販売を行っています。

セメント充填後も荷崩れがないフレコンバック「ホリフトシステム」

セメントなど建材用フレコンバックホリキューブは、砂やモルタルなどをフレコンバックに充填した後も、角型形状を維持して荷崩れを防ぐ安全性が高いフレコンバックです。特殊な内部の構造によって、荷崩れが生じにくい上に、コンテナなどに効率的に積載できる優れものです。
さらに弊社の「ホリコンパレット」は軽量薄型のパレットで、高さを削減するためコンテナ積載効率を上げてさらなるコスト削減も可能です。
こちらの画像でもホリキューブの下にホリコンパレット敷いています。
→薄型・軽量パレット「ホリコンパレット」の製品ページ
→フレコンバック「ホリキューブ」の製品ページを見る

セメント・モルタル・コンクリートの違い

モルタルとコンクリートの違いセメントはモルタルとコンクリートの原料となるものです。セメントは石灰石を原料にして粘土や硅石、鉄、石膏を混ぜ合わせたものです。モルタルとコンクリートの違いは、配合されている材料と強度にあります。モルタルはセメントに砂と水を配合したもので、コンクリートはセメント、砂、水に砂利を加えたものです。
強度はコンクリートのほうが優れていますが、扱いやすさでモルタルが優れています。モルタルは壁などに塗り重ねることで個人でも気軽にできる住宅リノベーション用の素材としても活用されています。
 

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セメントの袋詰め作業を自動化

フレコンバックの充てん作業(袋詰め作業)や排出作業などを自動化するEMDE(エムデ)についてご紹介します。
建材産業におけるばら積み資材の取り扱いには、いくつかの課題があります。たとえば、石膏混合物の製造では、セメントと石灰を大量に供給するために、バルク材料用のさまざまな輸送システムが必要です。同時に、システムは、モルタル混合物を製造する際の高い投与精度、多種多様なレシピ、および頻繁な製品変更に適している必要があります。
EMDEは上記のようなニーズに合わせて一社一社最適化した設備をご提案可能です。

石膏・モルタル・砂などの自動化事例

事例①1時間に30袋のフレコンバックを充てん

セメントの袋詰め自動化この事例では1時間で30袋のフレコンバックに完全自動で砂を充填する必要がありました。
フレコンバックに自動で袋詰め作業を行うことで、作業の効率化も向上します。
フレコンバックはロボットによってスタックから自動的にピックアップされ、充填ステーションに供給されます。充填プロセス、フレコンバックのシーリング、パレットへの供給および充填されたフレコンバックの取り出しも自動化されています。

事例①石膏のフレコンバック排出作業

石膏の排出作業一般的なシステムでのフレコンバックやサックの排出の自動化事例です。
石膏の入ったフレコンバックをフォークリフトで積み込みます。フレコンバック内の石膏は統合されたバックシュートを通じて同じシュートに排出されます。
排出作業がスムーズになり、工場の作業環境も向上します。

事例③モルタルの混合と搬送システム

モルタルの搬送・ミキシングこのプロジェクトの目的は空間的に制限された既存の条件で様々なモルタルの混合物を製造することでした。

このプロジェクトにはEMDEバルクバッチシステム、様々な搬送及び投与システム、および必要なミキサーが含まれています。
充填および投与システムにはコンテナの自動搬送システムがあります。

事例④石灰石・石膏の搬送システム

石灰石・石膏の排出装置120mの石灰石と石膏をフレコンバックから10か所に運搬。

フレコンバックはチェーンホイストを備えた空容器の1つに置かれ、1500リットルの容量で圧力伝送器に充填されます。
3つのコンベアステーションは、ホースステーションを介して10のコンベアラインの1つに個別に接続されています。

各ステーションには冷凍式ドライヤー付きの空気発生器が用意されています。

EMDEの製品カタログは、こちらからすぐにダウンロードできます。

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フレコンバックのメーカー

フレコンバックメーカーモルタルや砂・セメント・石膏などの建材をフレコンバックで輸送する場合はぜひ一度堀富商工株式会社にご相談ください。オーダーメイドのフレコンバックのご提供や、フレコンバック自動化機械設備など様々なご提案が可能です。
フレコンバック利用の改善をご希望の場合や、現状の工場にEMDEの機械装置が設置可能かどうかのご確認、その他ご質問やお見積りのご相談などお気軽に以下のお問い合わせフォームよりお声がけください。
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